美容健康

胸を大きくするには、血行とタンパク質とホルモンが大事!

2019年7月21日

女の人であれば、多くの人が胸を大きくする方法を考えたことがあるのではないでしょうか。

 

大きく、柔らかな胸は人を魅了します。

そしてそれは女性自身の憧れの対象なったり、時に自信になることもあります。

 

そんな体形に憧れて、いろいろなサプリメントやらを試してみるも、さほど変わらなかったり、

どうせ、そんなの体質とか、骨格だからしょうがないと、あきらめてしまう人も多いもの

そこで胸を大きくした実例から、色々と考えてみたいと思います

 

最初にキーワードを言うと、栄養と血行とホルモンです

 

女性ホルモンの量は大事?イソフラボンの効果は?

いきなり極端な切り口かもですが、

胸を大きくしたい例としてMtoF(簡単には、女性になりたい男性のこと)の人の話を聞くと、

まず胸を含めた体つきを女性にするために、女性ホルモン(エストロゲン)の注射または経口摂取する話はよくでてきます

女性ホルモンの摂取をすることで体の各器官がエストロゲンの受容体を介して反応し、体つきや見た目、生理反応が女性のものに変わっていきます。

例えば、肌質がきめ細やかになるとか、体つきが筋肉質から脂肪の多いものに変わっていくとか、女性としての生殖機能を亢進していく(また男性機能が抑制される)などです。

 

もし男の人が女性っぽい胸が欲しいとき、ホルモンは必須でしょう。(様々な小さくないリスクを考慮する必要がありますし、ホルモンを取っただけでは胸が大きくなるとも限りません。)

 

しかし女性の場合、胸が大きくならないからと言っても、エストロゲンが極端に分泌が少ない人はあまりいません。(更年期を迎えた場合を除く)

胸の大きさにばらつきがあったとしても、それはホルモンの影響というより他の要因(食生活、血行など)の方が大きいことがほとんどだと思います。

ちなみにホルモンの材料になるのはコレステロールで、動物や魚の内臓類や卵などに含まれますが、コレステロールがいくらか少なくても体内で合成して調整するためほぼ一定になります。

 

 

また、女性はエストロゲンだけでなく、排卵後に分泌されるプロゲステロンという女性ホルモンが分泌されます。

生理時期を考えずに一方の女性ホルモンを外から摂取し続けた場合、生理周期に影響が出ることは間違いないでしょう。

しかし、もちろん変わらないわけではなく、ホルモンの分泌が弱い人はエストロゲンが優位な時期(排卵前2週間~3日)にエストロゲンを摂取することでより女性らしい体つきになりやすくなるのかもしれません。

あまり断言していいことではないですが。

もしこの手のものを使うときは気を付けて使いましょう。

 

 

イソフラボンは女性ホルモン作用を持つ?

最近よく聞くお名前ですね。

エストロゲンが医療品に近しいものである一方、イソフラボンは大豆に含まれるほか、サプリメントとしても最近はかなり手広く流通しており、有名な食品メーカーのものが手軽に手に入ります。

 

イソフラボンは、エストロゲンと近い形を持ち、エストロゲンと同じ受容体に影響を及ぼします。

それゆえにエストロゲン様物質などと呼ばれ、美容のために使われます。特にアグリコンの形をとるもの(サプリメントに含まれるような形)は効果がより強いです。

 

イソフラボンは効果がない?

しかし、イソフラボンはエストロゲンと比べると効果がとっても弱いです。

非常に少ない分泌量ながらで絶大な効果をもつエストロゲン(女性が一生で分泌するエストロゲンはスプーン一杯程度だとか)に対して、

イソフラボンは大豆などに含まれ普通に一日2桁ミリグラムくらいはとることが多いような物質でありつつ、全然弱いです。

 

またイソフラボンの量を増やしたところで、体内の受容体の数はそこまで変わらないので、

人には依りますが、あまり大きな効果は期待できるものではありません。

例えば、いくら野球でピッチャーが多くても、キャッチャーが一人だったら、結局一度に1つしかボールはキャッチできないのと同じです。

それどころかエストロゲンの邪魔をすることもあります

 

例えば、イソフラボンが乳がん予防になるなどの研究結果について。

これは、エストロゲンの代わりにイソフラボンがエストロゲンの受容体に結合することで、

もともと効力が強く乳がんの原因になりやすいエストロゲンが受容体に結合するのを阻害するためです。

 

つまり、もともと沢山エストロゲンを出している女性がイソフラボンをとっても、

先ほどの野球の例でいえば、強いボールをキャッチさせずに弱いボールをキャッチさせるようになっていくようなものです。

 

では、イソフラボンの取りすぎは胸を大きくしたい人にとっては悪影響なののでしょうか。

いえ、エストロゲンはイソフラボンの何万倍以上も強い効力を持ちます。

多少大豆を取りすぎたところで、そこまで簡単に変化するものではないと思われます。

 

男性の場合、エストロゲンが出ている量が少ないため、イソフラボンはおそらく女性化の観点からすればプラスかもしれませんが、

前述のとおり、効果は弱く、MtoFの人にしても、ほとんどの場合プラセボにしかならないことが多いようです。

 

 

栄養バランスにはタンパク質

ホルモンという体内の信号が出たところで、

実際に胸を作る材料がなければ話になりません。

逆に言えば、胸を作る材料が多ければ、胸も大きくなるはずです。

 

 

そこで胸の材料になるものは、おおざっぱに言えば、

タンパク質

脂肪

でしょう。

 

 

これは胸に限った話ではなく、仮に筋肉を増やしたい場合であっても栄養は不可欠。

例えば筋トレしても何も食べなかったら、筋肉は増えるどころか、カロリーとして代謝され、減っていきます。

 

栄養バランスの簡単な取り方~タンパク質を意識しよう

だからといって、あまり考えずに食事すると、ただ太ったり、胸も筋肉も増えなかったりしたり、逆に痩せすぎたり、気力が出なかったり。

ここで意識するのはバランス。

バランスよく栄養を取らないといけません。

 

とはいえ炭水化物はーー、ビタミンはーー、鉄分はーーなど、何を気にすればよいのでしょうか

 

そこで一番大事な事、一番の基本は、

三大栄養素のバランスです。

 

 

三大栄養素とは

炭水化物

タンパク質

脂質

 

のことです。

例えば栄養成分表にある、「~~kcal」

これは三大栄養素の三つを炭水化物とタンパク質を4kcal/1g、脂質を9kcal/gで計算したものです

 

気を付けたいパターンとしては、一日に摂取するカロリーだけ見て食事制限したら、どれかは多いまま、どれかは少ないなんてことにもなりかねません。

 

かといって、それぞれの成分の摂取量を気にするのは面倒です。

どうすればいいか。

 

 

 

そのコツは、

 

タンパク質量を気にすること

 

です。

 

というのも、炭水化物や脂質は、たくさん含まれている食品が豊富で、あまり極端な食生活を送らなければ大抵大量に摂取するからです。

炭水化物でいえば、米や小麦(パンなど)などの穀類は、大方炭水化物でできており、

脂質は、サラダ油、ごま油などの食用油はもちろんほぼ100%脂質であるほか、肉や魚にも豊富で、かつ米や小麦などの穀類にも含まれています。

あなたは一日の中で、たいていの場合は特に意識をしなくても、穀類や油は摂取するでしょう。

 

逆に、タンパク質を含む食品には同じくらい脂質やそれ以上の炭水化物を含むことが多いです。
(例えば、肉や魚、牛乳などにも多いですが、同じくらいかそれ以上脂質や炭水化物が含まれていたりすることもありますし、
米や小麦などの穀類でできた食品にもタンパク質は含まれていますが、その量はおおよそ全体の十分の一程度で、炭水化物はその5倍~10倍あることが多いです。)

なのでタンパク質を取りすぎようとすれば同時に他の栄養も摂取することになり、またタンパク質は炭水化物ほど消化が良くないので、自然とお腹が膨れ、食べすぎも抑制しやすいです。

 

また気を付けなくてはいけないこととして、タンパク質の多い食品は、炭水化物や脂質のそれと比べると、少し値段が高い傾向があります
(例えば米や油に対して、肉や魚など。米や油はkg単位で買っても大した負担にはならない一方、お肉、魚は高いうえに含まれるタンパク質はさらにその質量の五分の一程度)

なので、節約生活をするとまずタンパク質摂取量が減っていきやすいでしょう。

 

これら故にタンパク質は一番不足しがち、かつ取りすぎになりにくい三大栄養素といえるのではないでしょうか。

ちなみに厚生労働省の調査でも、上限量を設定するための報告はないとして(つまり取りすぎで困った実例はあまりないということ)、上限量は設定されていません。
(参照:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042630.pdf

 

 

 

というわけで、食事のタンパク質の量を気にしてみましょう。

 

人は一日に、どれだけタンパク質を取ればいいか

まず、人はどれだけタンパク質を取ればよいのでしょうか。

 

個人差や男女差が大きいですが、体重(kg)の80%~100%のgだけ(50kgに人であれば、40g~50g)は取ることが厚労省の目標とされています。

しかし、運動をする人や体を作っていく人はもっと必要です。アスリートはおおよそ2倍取ることが推奨されることが多いです。

なので、いつも体重g分はとり、取れるときはもっとたくさんとる、という感じがよいでしょう。

 

 

食事のタンパク質量を気にする

摂取するタンパク質の量がわかっても、タンパク質の含まれている量がわからないと必要な食事量がイメージしにくいというものです。

というわけで、目安をいろいろ書いてみました。

 

例えば、

お肉は約20%程度がタンパク質です(部位によります)

魚も、約2割程度ですね。(種類や個体、加工のされかたによります)

他、卵は1個(50~70g)に6~8g程度

納豆は一パック約7g

牛乳は100mlに3~4g程度ですね。豆乳は2~3g程度。

 

また穀類は乾物換算で大体6%~13%程度、

また、米よりは小麦の方が多い傾向があり米100gでは6~7gのタンパク質を含むのに対して

乾麺100g(一食分)でそうめんやうどんは9g、パスタは12g、そばは15gのタンパク質を含みます。

 

ただ乾物に対してなので、

例えば炊いたお米一杯(150g程度)に含まれるたんぱく質は、3,4g程度です。

100g換算だと2,3g程度ですね。

 

穀類のタンパク質

穀類は一度にたくさん取ることもあり、意外とたくさんタンパク質が取れるなあ、と考えると思います。

しかし、穀類などの植物性タンパク質は必須アミノ酸が含まれていないなど、タンパク質を構成しているアミノ酸組成のバランスが悪いことが多く、

アミノ酸スコアは動物性のものと比べると低いです。

タンパク質摂取の観点からいえば、あくまで補助と考え、動物性たんぱく質を摂取した方がいいでしょう。

 

栄養のまとめ

栄養の項はちょっと長かったですが、まとめると

 

タンパク質の多いものをたくさん取ろう(できれば体重(kg)の1.5倍(g)以上)

タンパク質を取れば、他の栄養も大よそとれてる。

 

です。

別に胸とか関係ないですねこれは。健康体、もしくはマッチョになりたくても、同じだと思います。

個人的にもタンパク質をたくさん取った日または次の日は調子が良いです。

 

あと、もう一つ、

ここまでひたすらタンパク質推しをするために一度も書きませんでしたが、野菜もそれなりに食べてくださいね!

食物繊維や各種ビタミン、ミネラルなどは取らないと、消化に影響が出たり、エネルギー効率が悪くなったり、肌が荒れたり、ストレスに弱くなったり、口内炎になったりなどします。

それらの不足は、まわりまわって胸や筋肉にも影響が出るでしょう

 

時間や手間、予算的に断念している人は、業務スーパーの冷凍野菜がおすすめです。

カット済みでかつ安い(500gで100~200円)かつ冷凍なので長期保存ができて、取り入れやすいですよ

 

血行もバストアップには大事

さてここまでで、

ホルモンで胸を大きくするための信号がでて、

材料となるための栄養も摂取しました。

 

「うーん、栄養は取ってると思うし、ホルモンバランスもそんなに悪いのかな」、と思う人もいるでしょう

もう一つ重要な要素といえばなんでしょう。

 

 

それは血の流れ

血行ですね。

 

血液が流れなければ、いくらホルモンが出てて、栄養をしっかり摂取したところでなかなか必要となる場所まで巡らないものです。

非常に大事な要因です。

 

また冷え性な人はたいていの場合血行が悪く、栄養の巡りもよくないでしょう。

おそらく、胸や筋肉を増やすのにもよくない影響を及ぼしているでしょう。

 

 

とはいえ、血行なんてどうやって良くすればよいでしょう。

 

 

まず、血行とは何?

血行の要素について、分解していきましょう。

血行とは、血の流れの良さですね

その要素は、血の量と、血管の流れの良さです。

ということで、考えるべきは、

①血液の量を増やすことと、

②血の流れやすい血管にすることです。

 

1:血の量を増やすには

血というのは、各種栄養と水分を用いて造血幹細胞という細胞からできるものです

とはいえ、普通に普段食事している人であれば、あとは水さえ摂取すれば、血というのはできるものです。

 

というわけで、貧血気味だったりする人はとりあえず水分を摂取することをお勧めします。

 

あと、血液に含まれる重要な物質として挙げられるのが、ヘモグロビン

これは酸素と結合して、各種組織まで酸素を運ぶタンパク質です。

またヘモグロビンの酸素を運ぶ場所、トラックでいう荷台のようなものは、鉄イオンでできています。

鉄をしっかり摂取することも、血液には大事ということですね。

 

というわけで、血の量を増やすには、水と鉄、これが大事ですね。

 

 

2:血の流れやすい血管にすること

血行を良くするには、血の量と、血が流れやすい血管にすることが大事といいました。

 

でも、血管の状態なんてどうやって意識したらいいのでしょうか

 

 

実は意外と単純で、

血管は温度が低いと寒いと収縮し、温度が高いと拡張します。

つまり、体を冷やさないようにすればよいのです。

 

 

例えば、今回の目的は胸を大きくすること。

胸の周りの血行を良くすることを考えましょう。

 

 

胸を大きくする体操~肩回し

 

これはあの大御所グラビアアイドルの熊田曜子が実践していた方法なのですが

肩回しを一日前後100回ずつ、計200回するという方法です。

熊田曜子は昔胸が小さかったようですが、今やFカップです。(しかもスタイルも抜群によいという、もうグラビアの鏡です。。。)

 

確かに肩回しを200回すると、肩回りがとてもあったかくなります。ポッカポカです。。。

間違いなく血行は良くなっているでしょうし、胸が大きくなる効果はかなりあったと思います。

別に胸を大きくする目的がなくても、肩回りの血行が良くなれば肩こりや首こりとかにも効くはずなので、万人にお勧めです。

 

まとめ

さてここまで長くなりましたが、

胸を大きくするには

①タンパク質を意識した食事を沢山とる

②血行を良くするために、水と鉄をとり、体を温める(肩回し運動がおすすめ)

③女性ホルモンの摂取は計画的に

 

意外と簡単に思えるのではないでしょうか。

①②なんかは、胸だけでなく体全体におススメです。

 

 

では、バストアップの参考になれば幸いです

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