最近メインパソコンのSSD内Cドライブが窮屈になってきていました。
Cドライブなので移動しづらいファイルが多い中、プログラムを色々アンインストしてDドライブに持っていったり、、、
しかし、「もうちょっと無理かな」、という感じだったのでSSDの容量を増やすべく、交換することにしました。
その手順を記します。
流れは大きく
①SSD複製
②パーティション移動(回復パーティション移動と確認、Cドライブ拡張)
です。
PCIスロットに余裕がない人のSSD複製
まずSSD複製です。
必要なのは、新しくて容量の大きいSSD。
今回はSamsung V-NAND SSD 860 EVO 500GB。500GBまでは1万で英世が何枚か返ってくるし、耐用容量も多いので良い。
中身はこちら
そして、複製するためのアプリまたはデュプリケーター
アプリの場合EaseUS Partition Masterなどがよく出てきますね
しかし、PCIスロットが必要になりそうだったが余裕がないので、
(ひょっとしたらUSBでもできるかもしれないが、フリーソフトで物理コピーまでちゃんとできるか心配だったし、他にも使う予定があった+3000円とそこまで高くはない。)、
PCIスロットに余裕がない自分はデュプリケーターを買いました。
すでに刺している画像ですがこれ
Logitec 2BAY HDD DUPLICATOR。
レビューでの低評価は確か全部不良セクタ関連。不良セクタはまあエラーも起こるだろう。。。
幸いまだうちの元のSSD(元から付いていたADATAの128GB)には、不良セクタはなかったので安心して買う。
使い方は説明書にもある通り、
- ドライブを刺す。Aにコピー元、Bにコピー先。(Bのデータはコピー開始時に消されるので、要確認。)
- 後ろの電源を入れる。入れるとランプがつく。(ちなみに1,2は逆でも良い。)
- CLONEボタンを長押すると100%のランプが青く点灯する、その後すぐにもう一度CLONEボタンを押すことでコピー開始。25%のランプが点滅し始める。
- 100%のランプが点灯したら、ドライブを抜く。(コピー完了後30秒後にHDDなら回転停止するとの記載。)
手順の3とかよく出来てるなーって感じです。
100%のランプが結構すぐ消える故すぐ再押下が必要なこともあり、誤ってコピー開始してデータを消すってことはなかなかないでしょう。
SSD128GB→SSD512GBだったわけですが、時間は10分かかったかなくらいかと。
まあまあすぐでした。SSDかつ比較的低容量だったからでしょう。
パーティション移動は回復パーティションの扱いが微妙
あらかじめ手順を調べたときにはわかっていたのですが、
「複製後は容量が大きくなっても複製前の容量で認識されるため、パーティションを設定し直さないとCドライブが大きくならない。」
という問題があります。
これの対処は比較的簡単です。
- コントローラパネル>システムとセキュリティ>管理ツール>コンピューターの管理>記憶域>ディスクの管理 までいく
- Cドライブを扱っているディスク(おそらくディスク0)の帯のうち、Cドライブを右クリックして、ボリュームの拡張をクリック
- 容量を設定して(デフォルトでOK。それが設定可能な最大容量)すすめる。
しかし、2でボリュームの拡張が出ないことがあります。
それは、Cドライブのすぐ右が、回復パーティションになっている場合でしょう。自分もそうでした。
容量を大きくする場合、回復パーティションは、一番右のパーティションにしなければいけません。
これは、AOMEI Partition Assistant Standardというフリーソフトを使いました。
ちょっとうさんくさいサイトのアプリですが、まあ使いました。。。
有料版との違いはよくわかりませんが、無料版で大丈夫です。
使い方は本当に簡単で画面もわかりやすいです。
- アプリを開くとすぐに、先程の管理ツールのもう少し明るい版みたいな画面が表示される。
- ディスク1(OS認識でのdisk 0)で、Cドライブの横にある区域を右クリック→パーティションをリサイズ/移動、をクリック
- 一番右まで移動させる。
- 「適用」、を押す。
そしてその後、管理ツールに戻り、回復パーティションが一番右まで言っていることを確認し、再度Cドライブの「ボリュームの拡張」を行うのですが、
右に行ったパーティションに最初はあった「回復パーティション」の文字がない。
なぜだ。。。
遡ると、先程のAOMEI Partition Assistant Standardで開いた時点で、回復パーティションという文字の代わりに「*」一文字で表示されています。
アプリ側の名前の付け方が良くないのだと思います。
これって本当に回復パーティションとして認識されるのだろうか、、、と心配になったので、再度複製してみたが変わらず。
念の為先人たちがコマンドプロンプトで行っている方法を真似したほうがいいのだろうか、、、とコマンドプロンプトを開き、やり始めたところで、
「あれ、回復パーティションって認識されてるじゃん。」
ここの792MBはたしかに、管理ツールで見た容量とほぼ同じです。
「これで良いのかも。」
確信はないです。。。
ちなみに、最後のコマンドプロンプトは
スタートボタンの右クリック→コマンドプロンプト(管理者)→disk part+enter→list disk + enter →list partition + enter
で出ます。
まとめ
手順だけおさらいです。
Logitec 2BAY HDD DUPLICATORによる複製手順
- ドライブを刺す。Aにコピー元、Bにコピー先。(Bのデータはコピー開始時に消されるので、要確認。)
- 後ろの電源を入れる。入れるとランプがつく。(ちなみに1,2は逆でも良い。)
- CLONEボタンを長押すると100%のランプが青く点灯する、その後すぐにもう一度CLONEボタンを押すことでコピー開始。25%のランプが点滅し始める。
- 100%のランプが点灯したら、ドライブを抜く。(コピー完了後30秒後にHDDなら回転停止するとの記載。)
Cドライブ拡張と回復パーティション移動
- AOMEI Partition Assistance Standardを落とす
- アプリを開くとすぐに、先程の管理ツールのもう少し明るい版みたいな画面が表示される。
- ディスク1(OS認識でのdisk 0)で、Cドライブの横にある区域を右クリック→パーティションをリサイズ/移動、をクリック一番右まで移動させる。
- 「適用」、を押す。
- コントローラパネル>システムとセキュリティ>管理ツール>コンピューターの管理>記憶域>ディスクの管理 までいく
- Cドライブを扱っているディスク(おそらくディスク0)の帯のうち、Cドライブを右クリックして、ボリュームの拡張をクリック
- 容量を設定して(デフォルトでOK。それが設定可能な最大容量)すすめる。
- (回復パーティションとは表示されないが、コマンドプロンプトのlist partitionで該当箇所が「回復」とでるので多分OK)